DETECTIVE X CASE FILE #1 御仏の殺人fumineさんの感想・レビュー
ものすごく面白かったです。買おうかどうか悩んでいるかたは、ぜひ購入して解いていただきたい。推理系がお好きな方でしたら、きっとがっかりさせることがないと思います。
映像を見たり、付属のグッズや書類を手にしたりと、実物を目の前にくまなく調べて考えるタイプが好きな人には特に強くお勧めしたいです。
物語は現実的な世界観で、ホラーめいた要素はないので、そういったタイプの怖い話が苦手な方も大丈夫かと思います。
想像以上の面白さで、「まさにこういうゲームが遊びたかった!」と感じました。
#2も面白いのですが、#1 御仏の殺人が今の所は私にとっての一番の傑作です。
シリーズはどこから始めても大丈夫ですが、個人的には#1 御仏の殺人がものすごく面白かったので、まずはこちらを遊んでいただきたいです。
このシリーズの新作も楽しみにしています。
完全に余談ですがこちらの作品が好みだった方は、1985年に発売されたゲームブックで、世界のゲーム大賞を独占したとされる、二見書房から出ていた『シャーロックホームズ 10の怪事件』(シリーズ1作目)、『シャーロック・ホームズ呪われた館』(2作目)も心からお勧めです。
このシリーズは全部で4作でており、どの巻/どの謎も単独で成立していますので、順番にプレイする必要はありません。
特に私のおすすめは2作目の『呪われた館』です。
一冊まるごと、一つの館をめぐって時代の異なる5つの事件が収められており、どの作品もよく作られた楽しめる推理作品になっています。
付録の古い新聞、紳士録、地図、館の地図などを元に、いかに少ない手数で正しく推理するか(をホームズと競うという名目)が非常に楽しく、1作目がシャーロックホームズのファンブック的な性質が強いのに対して、2作目は特にはシャーロックホームズに詳しくない方であってもOK、作中の内容から推理を楽しめる作品となっています。
3作目は一冊まるごと1つの事件を扱っているのでかなり長く、序盤でひっかかってしまうと途中から総崩れになりがちです。
4作目は付属のボードゲームが主体で、手に入れて遊んではみたのですが、このシリーズのファン向け作品という印象でした。
作品としての完成度、強度としては断然、2作目をお勧めします。
どの作品も全て絶版ですが、古本で3000円〜程度で手に入れる事ができますので推理系がお好きな方でお気がむかれましたらぜひ。
尚、お求めの際は付録の不足がないものを必ずお求めください。(不足品が1つでもあると謎が解けません。)
こちらが面白かった方は、訳者 各務三郎氏の別名 フーゴ・ハル氏の書籍作品のプレイもお勧めです。
創土社から発売のアンソロジー『狂気山脈の彼方へ』や『ホームズ鬼譚~異次元の色彩』では、前述のシャーロックホームズモチーフのゲームブック作品に近い作風で推理+ゲームブックの融合的な短編作品が楽しめます。




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